浄土宗二祖聖光上人「ご遺跡ガイドブック」
作成の様子をお伝えするブログです。

2020年11月2日月曜日

おめでとう正代

 

先日の9月場所で優勝し

大関に昇進した正代関。

その故郷は、熊本県宇土市です。

 


二祖様との縁も深い宇土市

ご遺跡もたくさんございます。

そのひとつ三宝院様の取材を

残暑厳しい8月末に行いました。

 


その三宝院様のご本尊「阿弥陀如来像」のお姿が

あまりにも美しかったので

取材員のひとり、熊本浄青のTくんが

つながりのある博物館学芸員のお一人に

写真をお見せしたところ。。。

 



「 素晴らしい、みんなで調査に伺います! 」

 と言うことで

われわれの取材がきっかけとなり

大調査会が行われました。

ガイドブックの取材から、こんな話になるなんて

何がどうなるか、わからないものです。

 


まずはご本尊様を下ろします

埃などを慎重に丁寧に取り除いて

 



寸法をはかります 


   

 

仏様の髪の毛「螺髪(らほつ)」の数もかぞえます

 

仏様のお耳は大きいですね。

そういえば松井秀喜も大きかったですね。

大きくて羨ましい....

僕のは小さいです、でもよく聞こえるいい耳です👂

 

さて、フィナーレは大撮影会!

プロの撮影機材の前では

私のカメラなど子供のおもちゃです

 

 

ちなみにこの阿弥陀如来像は

左腰をすこし後ろに引いて、

また、左の御足を外に開かれています


 


 

熊本地震の時、この阿弥陀如来像は

強い揺れによって転倒しました。 

そのあと修理するとき、

「次は倒れないようにしたい」

という思いもあって、

裾と台座がうまいこと噛み合い

そう簡単には倒れない仕組みになったそうです!

私の自坊にも立像があります、

そう簡単には倒れないような

転倒防止策をしなくてはいけません。

 

また、撮影が難しかったのですが

袂の内側にも、金箔による模様が施されていました。

いい仕事してますねえ (なんでも鑑定団っぽく)

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiBL04CAoyZtyk3LGOAleFBvOaLUgc7rRwXCdGsY41Ug4zKmJUZVS-OuV65JGxxNdAMOna0VCVMeycp2HynA94n5FGdgJxLkmgJC3hdzZqlG0vVlKt_q3RgBJ7ZVPew8rvb7r4pFJckGCM/s800/job_tantei_woman.png

 

調査の結果、間違いなく鎌倉時代の作であることが

判明いたしました。

 

古来より、この宇土の地で人々を見守り

また拝まれてきた阿弥陀仏様。

これから先も、私たちのことをどうかお見守りください。

南無阿弥陀仏。

 

そして正代関、

そう簡単には倒れない強い大関となり

横綱になってください。

がんばれ正代。


 編集部 たかたちとく