先日の9月場所で優勝し
大関に昇進した正代関。
その故郷は、熊本県宇土市です。
二祖様との縁も深い宇土市
ご遺跡もたくさんございます。
そのひとつ三宝院様の取材を
残暑厳しい8月末に行いました。
その三宝院様のご本尊「阿弥陀如来像」のお姿が
あまりにも美しかったので
取材員のひとり、熊本浄青のTくんが
つながりのある博物館学芸員のお一人に
写真をお見せしたところ。。。
「 素晴らしい、みんなで調査に伺います! 」
と言うことで
われわれの取材がきっかけとなり
大調査会が行われました。
ガイドブックの取材から、こんな話になるなんて
何がどうなるか、わからないものです。
まずはご本尊様を下ろします
埃などを慎重に丁寧に取り除いて
寸法をはかります
仏様の髪の毛「螺髪(らほつ)」の数もかぞえます
仏様のお耳は大きいですね。
そういえば松井秀喜も大きかったですね。
大きくて羨ましい....
僕のは小さいです、でもよく聞こえるいい耳です👂
さて、フィナーレは大撮影会!
プロの撮影機材の前では
私のカメラなど子供のおもちゃです
ちなみにこの阿弥陀如来像は
左腰をすこし後ろに引いて、
また、左の御足を外に開かれています
熊本地震の時、この阿弥陀如来像は
強い揺れによって転倒しました。
そのあと修理するとき、
「次は倒れないようにしたい」
という思いもあって、
裾と台座がうまいこと噛み合い
そう簡単には倒れない仕組みになったそうです!
私の自坊にも立像があります、
そう簡単には倒れないような
転倒防止策をしなくてはいけません。
また、撮影が難しかったのですが
袂の内側にも、金箔による模様が施されていました。
いい仕事してますねえ (なんでも鑑定団っぽく)
調査の結果、間違いなく鎌倉時代の作であることが
判明いたしました。
古来より、この宇土の地で人々を見守り
また拝まれてきた阿弥陀仏様。
これから先も、私たちのことをどうかお見守りください。
南無阿弥陀仏。
そして正代関、
そう簡単には倒れない強い大関となり
横綱になってください。
がんばれ正代。
編集部 たかたちとく


