浄土宗二祖聖光上人「ご遺跡ガイドブック」
作成の様子をお伝えするブログです。

2021年3月24日水曜日

逃げるは恥だが役に立つ けど逃げません

 

 

福岡県の久留米には

高良山(こうらさん)という山があります。

昨年12月に登りました

きつかった.... けど見晴らしは最高👍

 


そのむかし

高良山ふもとの草庵で、

聖光上人は

一千日の”無阿弥陀仏”ひと筋の行

別時念仏を修されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが、

そのふるまいを

快く思わない人たちがいました。


 

 

 

 

 

それは地元の修行僧たち

じつは、高良山は由緒ある修行の山で

多くの僧が修行する”聖地”でありました。

 

彼らは

聖光上人を許せませんでした。

自分たちとは違う勝手なふるまいを続けて

内心穏やかではないのです。

 

ついに。。。

 



 

 

 

 

 

「身勝手なことをしやがって! 」

「やつらをこの山から追い出すぞ!」

 


 

 

 

 

 

「やつのお堂に押し入るぞ」

「聖光はもちろん、他のやつも追い出すぞ!」


という手荒な計画をたてました。

実行は数日後の”朝”です。

これを聞いた聖光上人の弟子たちは慌てました

 


 

 

 

 

 

『ひぃいいいい こわいぃぃぃぃ』

『聖光様ぁ 逃げましょぅ』 


ところが聖光上人は


『なにを慌てておる?』

『私はここで、お念仏を唱え続けます』


と言われました。

弟子たちも聖光上人のお言葉、ふるまいに落ち着きを取り戻し、共にお念仏を唱えたのでした。逃げようとしなかったのです。


そして襲撃前夜

高良山の僧たちは、翌朝の突撃を前に

早めに寝ていましたが

不思議な夢をみたのです

 


 

 

 


 

 

 

 

それは大きな阿弥陀仏様が光を放ち、

聖光上人を照らしている夢でした。

 


 




 

おなじ夢を

高良山の僧すべてが、

襲撃メンバー全員が、

見ていたのです!

 


 

 

 

 

 

彼らは心を改めました。

「襲撃なんて計画しちゃダメだ」

「聖光上人に、謝ろう....」と思いました







 

 

 

 

「聖光上人様!大変失礼なことをしました」

「誠に、申し訳ございません!!!!!!!」

 

こうして一夜のうちに聖光上人に深く帰依するようになりました。

この出来事に感銘を受けた当地の地頭「厨氏」が大檀那となって建立されたのが久留米市の安養寺様です。

 

久留米ICのすぐ近く

 

三門わきにある掲示板には

ご住職様による手書きの張り紙があり

通行人の目に留まっています。

仏法に触れられる尊い掲示板です



安養寺様には二祖様の御廟

二祖様自作の御木像

元祖様と二祖様の石像などが安置されています。

 

また

手で引っ張るとカンカン!と、

大きな音がなる回転数珠があり、

うちのお寺にも欲しいなぁと思いました。

 




 

編集部 たかたちとく