浄土宗二祖聖光上人「ご遺跡ガイドブック」
作成の様子をお伝えするブログです。

2021年1月15日金曜日

シリーズ往生院 その1

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

新年、最初の投稿は

わたくしの地元”熊本県”のご遺跡

往生院様について

書かせていただきます。


往生院様は、

そのむかし聖光上人が 

末代念仏授手印を著された聖地です。

 

末代念仏授手印とは・・・

聖光上人67歳(師僧である法然上人十七回忌の年)、門弟の間で思わぬ念仏信仰の大論争がおこりました。これに対して聖光上人は、優秀な弟子20余名を往生院に集めて、四十八日間の別時念仏を修されます。

そして法然上人の御教えが末代まで相続されるように筆を執られたのが

「末代念仏授手印」であります。

 

その往生院が、

かつて建っていた場所が

いまでもご遺跡として残っているのです。

 

さっそく行ってみましょう!

 

ひろい!

住宅街の中にあるご遺跡。

見晴らしのいい境内には

高さ10mの宝塔や、様々な石塔が立っています。

昭和6年、授手院保存会によって建立された十三層石塔
 

地元では旧往生院(きゅうおうじょういん)

と呼ばれています。 

地図上では「あみだ堂」と記されています

入り口にも”あみだ堂”

大通りからも離れていてとても静かな場所です。

 

かつてお堂があった時代には、

地元浄青会による清掃・お別時が行われ

二祖様のご遺徳を偲んでいました。

旧往生院阿弥陀堂 なつかしい

 
ほんなこてなつかしかー(本当になつかしいなぁ)

この往生院様、

もとは天平年中に行基菩薩が開基された

広大な境内を持つ寺院でした。

ところが・・・

近くを流れる「白川」が何度も氾濫して💦

衰退してしまいます。

その後、安貞二年に浄土宗寺院となり

聖光上人のお別時も修されますが

やはり白川の氾濫💦などで移転されたのであります。

往生院様は現在”熊本市池田”にございます。 

 

下の写真が白川↓

ご遺跡から歩いて5分ほどの場所📷

 

旧往生院様は右岸のずっと奥。左岸のビルは熊本大学の校舎


門弟の大論争からお別時を修され

末代念仏授手院を著されたご遺跡。

浄土宗にとって、とても大切な場所です。

 

さて、

ご遺跡のちかくに

こんな看板がありました。

 

Don't think Feel

考えるな 感じろ

ブルースリーの名言が書かれた看板。

お念仏も同じでしょうか。

 

考えるな 唱えろ

 

南無阿弥陀仏。



編集部 たかたちとく